ごめんね。…そして、ありがとう。

授業参観も、作文も嫌で嫌でしょうがなかった。


このときは、どうやって授業参観を
休もうか・・・

そんなことしか考えていなかった。


同じ施設にはもちろん同じ学校の子がいる

朝学校に行くときにサボる

なんてことはできなかった。


紗和は朝から憂鬱だった。
< 29 / 474 >

この作品をシェア

pagetop