ごめんね。…そして、ありがとう。


紗和は、学校帰り、そのままあの店に向かった。

扉を開ける・・・

このにおい・・・・

昔のことをいろいろ思い出すと
すこし気持ち悪くなる。


「あ、紗和じゃん。何?学校帰り?」


昔の仲間・・・今はどれくらいいるのだろう。


「うん。久しぶり・・・・。太一いる?」

「いないよ。さっき帰ったぜ?」

「そっか・・・ありがとう。」


店を出ようとすると

「アンタ何?」


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