ごめんね。…そして、ありがとう。

「・・・ほら、授業始まるぞ。二宮のことは
先生に任せとけ。ほら、授業、授業。」

樹利は授業に集中なんてできなかった。

ずっと紗和のこと気になっていた。


そして、健人も紗和のことが気になっていた。

2学期になって無遅刻・無欠席だった
紗和が施設にも帰ってないなんて・・・


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