ごめんね。…そして、ありがとう。

「太一に好かれてるのかなんだか
知らないけど、調子乗らないで。」

そして、穂は自分のバックで紗和を
叩く。

「ちょっと......やめてって。」

すると帰りみちでちょうど通りかかった
樹利。

「おい!何やってんだよ!」

樹利が穂を押さえつける。

「何よアンタ。」

「紗和、誰だよ、コイツ。」

「もう、あの組織とは手を切ったの。
太一とももう何も関わりないんだから。
安心してよね。いくよ、樹利。」


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