ごめんね。…そして、ありがとう。

「俺は気持ちよかったぜ?」

太一がそう言うと連中達が大声で笑う。

「え・・・どういうこと?意味が分からない。
だって、太一、一人だから・・・って。」

紗和の頭は混乱していた

「あぁ~両親がいないって話?あんなの
嘘に決まってんだろ?お前の気を引く
作戦だって。」

そう言って、太一がタバコの煙をふぅ~
と紗和の顔に・・

「ケホッケホッ」

紗和がせき込む


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