ごめんね。…そして、ありがとう。

「何言ってんだよ、俺が紗和が好きなのは
本当なんだぜ?」

そう言って、紗和に抱きつく太一。

「やめて!」

太一を突き飛ばした紗和。
太一が吸っていたタバコの火が落ちる


「おいおい!あぶねぇだろ。店に火が
ついたらどうすんだよ!」

「・・・あんたを信じた私がバカだった。」

そういって紗和は店を出ようとした。

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