ごめんね。…そして、ありがとう。

「紗和ちゃん?」

「・・・・」

紗和は少し泣いていたようだった。

「学校で友達突き飛ばしたんだって?」

「・・・・」

「どうしてそんなことしたの?」

「やっぱり、ママは私の事が嫌いだったんだ。
ママは私のことゴミだと思って捨てたんだ。」

「っっ!どうしてそんなこと言うの?
・・・・夏美ちゃんに言われたの?」

「・・・・うん。」

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