ごめんね。…そして、ありがとう。

ともねぇは紗和に診察券のことを聞き出せ
ないまま、もう4日たっていた。

紗和の状態は変わらず。
少しは笑顔も見せるようにはなった。


「あ!先生っっ」

ともねぇが、病室に行くと、健人がいた。

「あ、こんにちわ。」

「いつもすいません。」

「いえ。 だいぶ顔色もよくなりましたね。」

「はい。」

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