ごめんね。…そして、ありがとう。


「ねぇ。」

紗和が振りかえると、茶髪にケバケバの
化粧。チャラチャラしてていかにも
悪そうな女の子。


「・・・・?」

「ちょっとイイ?」

「何?」


変な子に絡まれないように、ともねぇが
紗和の腕をつかむ。

「紗和ちゃん、行くわよ。」

< 58 / 474 >

この作品をシェア

pagetop