ごめんね。…そして、ありがとう。


優奈と仁は紗和を捨てることを決めた。


紗和が寝ているときにダンボール箱に
布団を敷いて、その中に入れて、
児童養護施設の前にそのダンボール箱を
置いた。


封筒と一緒に。

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