ごめんね。…そして、ありがとう。


その日、太一にケータイを貰って、
太一たちを頻繁に連絡を取るようになった。


学校にも遅刻することが増えた。

職員がどんだけ注意しても紗和は自分を
考えを曲げようとはしなかった。


それから、学校のみんなには恐れられるように
なり、小学校の卒業式にも出席しなかった。


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