ごめんね。…そして、ありがとう。

紗和は2,3日の一回のペースで遅刻や
早退がありながらも学校に行くように
なっていた。



「施設帰ってないようだな。」

「は?」

机に突っ伏していた紗和が起き上がった。

紗和の前の席に尾山が座っていた。

「何?」

そう言って、頬杖をつく


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