とある姫の許婚
その時、目の前に一羽の青い鳥が現れました。
「青い鳥なんて珍しいな」
その鳥はパタパタと中庭の方へと向かいました。
王子は何故か無性に鳥が気になりました。
「あ、王子どこへ!?」
「ちょっと追いかけてくる!すぐ戻るさ」
そう言うと王子は小走りで鳥の後を追いました。
やがて中庭の入口へとたどり着きました。
しかし肝心の青い鳥の姿がありません。
少し辺りを見回すと、中庭の奥で何かが動いているのを見つけました。
そこにはまるで妖精のようなルシア姫がおりました。
王子は姫様とは全く面識はありませんでしたが、それがルシア姫だとすぐに気がつきました。
すると見失ったはずの青い鳥がいつの間にか今度は姫様の前に現れたのです。
王子は何か運命的なものを感じていました。
そして先ほど従者に言ったことを直ぐさま撤回したくなりました。
「あの姫が私の妃に……」
いつしか姫様は中庭から姿を消されていましたが、王子はしばらく動けませんでした。
「青い鳥なんて珍しいな」
その鳥はパタパタと中庭の方へと向かいました。
王子は何故か無性に鳥が気になりました。
「あ、王子どこへ!?」
「ちょっと追いかけてくる!すぐ戻るさ」
そう言うと王子は小走りで鳥の後を追いました。
やがて中庭の入口へとたどり着きました。
しかし肝心の青い鳥の姿がありません。
少し辺りを見回すと、中庭の奥で何かが動いているのを見つけました。
そこにはまるで妖精のようなルシア姫がおりました。
王子は姫様とは全く面識はありませんでしたが、それがルシア姫だとすぐに気がつきました。
すると見失ったはずの青い鳥がいつの間にか今度は姫様の前に現れたのです。
王子は何か運命的なものを感じていました。
そして先ほど従者に言ったことを直ぐさま撤回したくなりました。
「あの姫が私の妃に……」
いつしか姫様は中庭から姿を消されていましたが、王子はしばらく動けませんでした。