春色恋色


「そんなふてくされるな!
 これから練習すればいいんだ!」


十分に笑った後、真面目な顔で私の肩を叩きながら言った。


「あれだけ笑ったあとに言う台詞ですか…?」



「さぁ、練習だー!」



私の言葉を無視して先生は唯にボールを投げた。







話しかけて嬉しかったけど



やっぱり寂しくなった…






無かったことにされてるみたいで…



そんなことあるはずないのに…





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