ヴァンパイアの花嫁 番外編③
正気に戻ったティナにあ然となる短髪男。
「ティナ!」
レオンの声に瞳を動かす。
「レオンっ!」
短髪男の腕から逃れようと、ティナは爪を男の腕にたてた。
「離してっ!」
「正気に戻ってしまいましたか……さすがにレオン閣下の血ですね」
他のヴァンパイアに比べて自制心、精神力が並はずれて素晴らしい。
短髪男は腕から出る血にカッとなる。
壁際から窓へとじりじり移動する。
短髪男は窓枠を手でがっしり掴むと引き抜いた。
「私に近づけば奥方は灰になってしまいますよ?レオン閣下」
先が欠けた木の棒がティナの心臓にあてられた。
「ティナ!」
レオンの声に瞳を動かす。
「レオンっ!」
短髪男の腕から逃れようと、ティナは爪を男の腕にたてた。
「離してっ!」
「正気に戻ってしまいましたか……さすがにレオン閣下の血ですね」
他のヴァンパイアに比べて自制心、精神力が並はずれて素晴らしい。
短髪男は腕から出る血にカッとなる。
壁際から窓へとじりじり移動する。
短髪男は窓枠を手でがっしり掴むと引き抜いた。
「私に近づけば奥方は灰になってしまいますよ?レオン閣下」
先が欠けた木の棒がティナの心臓にあてられた。