だって…
あの日から余計スキンシップが増えた夏芽
「夏芽…」
あたしも軽く夏芽の背中に手を添える
「最近の楓歌、
女の子っぽい」
「前まで男だったって?」
近距離で睨むけど
ちょっとはずい
「なんかかっこよかったけど
可愛くなった♪」
でまたキス
「夏芽のばかあっ」
したら抱きしめてくれた
腕が緩んだ
ちょっと、寂しい、
「そんな顔しないの」
頭を撫でられる
「ちょっと待ってて?」
部屋、出ていっちゃった