だって…
「でも今回は
兄貴が楓待てなくて
勝手に拗ねただけだし
謝ってくんの
待っとけば?」
「ぅん、ありがとっ
夏輝、最高♪」
髪をぐちゃぐちゃ撫でる
「ぐちゃぐちゃにすんな」
って睨まれたけど
「それでもかっこいいって笑
またメールとかするー
ばいばいっ」
やっぱ夏輝に言ってよかった
ちょっと楽になって教室
夏芽いないや…
悲しいことに
あたしの斜め前の席
だから余計なんか…
授業が始まる頃に
やっと戻ってきてた