俺のリナ。




バカ父さん




俺は

雪のちらつく夜道を


駅前のケーキ屋まで

急ぐ




街ゆくカップル達


公で堂々と

口づけを交わす

奴らもいる






バカらしい



そして




ソイツらに


嫌なものが重なる




リナと



リナの彼氏のこと









俺は足を早める




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