きみへ ぼくから

窓と君と俺と

うるさく騒音が響く教室


窓の横の座る君は


きっと孤独と弱さに潰されないよう


独り窓越しにソトを眺める


そんな弱弱しく静かに嘆く君を


今の俺はどうすることもできなかった


ココロに自分への怒りが激しく流れ込んだ


瞳に涙と弱さを抱える君を


ココロに孤独と傷を刻まれた君を


俺は独りで見ている
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