きみへ ぼくから

夏の空は

実のならかった夏

夜空を見上げると

終わりの知らないほどの数の星が眼に映る


泣いた


涙がぼろぼろこぼれている

この星の数だけ運命と未来がある

そう思うと切なくなった

そんな多すぎる中に一握りの恋がある

そんな風に感じるような気がした


涙を拭い空を見上げる

逃げてはいけない

まだ自分の恋を見失ってない


歩いてゆこう
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