悪魔の恋

古本屋を出て、あたしは坂間さんとぶらぶらした。




「玲羅ちゃんいくつなの?」
「高2です」
「じゃ一個下か!」


高3なんだ。



「あ!れおでいーよ、あとタメで!」
「え、いや…。」


そんな無理だろ。
さっき会ったばっかだよあたしたち。



「遠慮すんなってーノリよノリ♪」
「じゃ…。」



反抗してたらめんどいな。
れおでいーや。


「れおって女の子そんなに声かけてるの?」
「えっないない(笑)」
「だけど何か慣れてない?」



失礼なことばっかだけど、
れおだしいいや。




「言っとくけどナンパとか玲羅ちゃん初めてだからね?」
「意外だねー。」
「玲羅ちゃんはね何かほんとぴんときた★」
「あ、どうも…。」



こーゆうの慣れてないし…。
てか絶対嘘ついてんなー。
ぴんときた★とか言ってたくさん落としてんだろうな(笑)




「よし!俺らの出会いに何かおごるよ!」
「わーい(^O^)」



なんだかんだおごりはウレシイ♪



「何がいい〜?」
「何か食べたい!」


まあいいや!
れおは多分、今日以外会わないし甘えよ♪



「あ!おれめっちゃいいとこ知ってるよ★」
「いくいく。」


そういって、あたしはれおに着いて行った。



「こないださ〜」
「えーなにそれー笑」
「…でさ〜」
「えーれおうける★」


会話は途切れることなくお店に着いた。



ほんとに会話弾む人だな。



「いらっしゃいませー」
「二人で。」
「かしこまりましたー御席へご案内します。」


席に着く。



「ここのハンバーグめっちゃうめーの!」

すごい笑顔で言う。


「へ〜食べてみたい。」
「よし注文しよー★」

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