信じた恋



私と岡山君は
付き合う事になった

次の日の学校

二組の教室に
岡山君がきた
「サク。」

「岡山君!」

「今日一緒に帰ろ」

「うん!」

「みんな弥生ん家くるから」

「わかった」

そう言うと岡山君は
1組の教室に帰っていった

放課後になり
舞が走ってきた
「竜と付き合ってんの!?」

「あ、うん。」

「まぢかあ!おめでと!」

「ありがと!」

その会話を岡山君が
聞いていた

「サク。」

「岡山君!」

「ぢゃあ竜、サク後で!」

「おう」

そういうと走っていった

「サク、」

「なに?」

「俺はサクって呼ぶのに
サクは岡山君やんな?」

「うん…」

「竜って呼んで?」

「り、りゅう…」

すごく緊張した
心臓が破裂するかと
思った

竜は私の手を握った
私は男の子の手を
触るのも初めてだった

顔がすごく暑い

「サク真っ赤やで」

「…」

「可愛いよ、サク」

そう言うと竜は
私を強く抱き締めた

「サク、愛してる」

「私…も、竜が大好き」

竜は私に
優しくキスをした
ファーストキスだった

2人で河原君の家まで
行った
手を繋ぎながら

「おー、竜…って
お前らそんな関係なんか!?」

河原君はびっくりした

私たちは顔を見合わせて
笑った
< 13 / 18 >

この作品をシェア

pagetop