信じた恋
私はクラスで男女とも打ち解けて

仲良くしていた

その中でも仲良かったのは
江島大翼だった。

舞の次に初めて喋った

大翼は読み方が難しくて

((つばさ))と読む。

つばさは私が一人でいるのを見て

駆け寄ってきてこう言った

「サク、顔…死んでる(笑)」

「うっさいわ!」

そういうとつばさは

「あ、そういえば
女子便にサッカーボール入っちゃったんだわ」

「だから?」

つばさはこっちを見て

「お願い!とってくんね?」

「やだ。」

「頼むって!」

そういってつばさは私の手を握って走った

「っ…ちょ!まっ…」

すると教室の入り口で

つばさが止まった

「いってー」

「どうしたん?」

「ぶつかった」

「何にー?(笑)」

そういって笑いながら

私はつばさの前を見た
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