信じた恋
私は必死に竜にしがみついて言った
「やだ…っ、竜!聞いてよ!」
竜は止まった
「…竜。あのねっ?」
「お前の話なんて、もう聞きたくない。
何にしたって手繋いでたことには違いない
結局飽きたんだろ
お前、元カレもこんな感じやったんやろ、おれも所詮その程度なんだな」
そういうと
私の手を振り払い
帰っていった
「どうしたん!?サク!」
舞が走ってきた
私は涙が止まらなかった
確かに私は
今まで付き合ってきた人は
みんなこんな感じだった
((おままごと))
そう付き合ってきた
だけど竜は違った
初めての両想いだったから
そして私は学校が終わってから
竜の家にいくことにした