信じた恋
チャイムがなり
国語の授業。
真夏の暑さと
睡魔が襲いかかってくる。
暑すぎて先生の話なんて
耳に入らない。
下敷きを団扇にしながら
扇いでいると
机に手紙が飛んできた。
舞からだ
内容はこうだった
《あのね。好きな人がいるの…》
私は右手に持っていた
ピンクのペンで
《誰?(>_<)》
と書いて舞に投げた。
するとまた返ってきて
こう買いあった。
《1組…》
《もしかして、岡山君?》
《違うよ!岡山君の
親友の…河原 弥生。》
河原弥生とは、
岡山君といつも一緒にいる
1組の厳つい人だ。
《あの人かあ…
なんかできる事あったら
ゆってきいや?》
《ぢゃあ、お願いして
いいかな?》
《いいよ。なに?》
私は何も考えず。いいよ
と言った事を後悔した