Natural
１時間後くらいに百合の実家に着き、百合を車に乗せた。

相変わらず雨は降っていた。

早速誰なのか聞かれたので、昨日の事を隠さず全て話した。

昨日、毅が”出会い系みたい”と言ったのを百合も思うかもと気になったが隠してもあとでどうせバレるし思い切って言ってみた。

そして百合の言った言葉は

百『そんなのがあるんだねー。初めて知った。』

だった。

そして美紗子が気になる人から誘われたわけではないことも話すと百合はな～んだっとガッカリに近い言い方をした。

百『でも２人ともかっこいいなら楽しみ。』

そう言った百合に美紗子は安心した。

偏見持ってたらあの２人への態度が悪くなりそうな気もしたからだ。

百合はかわいらしい外見とは反対に意外と毒舌だったりした。



美紗子のアパートには駐車場はなく、近くの月極駐車場を借りていた。

駐車場に着いて車を置き、部屋に戻ってドラゴンに用意できた。と電話をした。

百合は

『ドラゴンは運転中かもしれないから毅にかけたと言って毅に電話かけたらいいのに。』

と言ったが、照れてできなかった。
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