Natural
そして投げてボールはピン1本に当たり、それが弾かれてもう1本にスレスレのところで当たらなかった。

毅『うわーーー・・・』

毅は相当悔しそうな表情で戻ってきた。

美『惜しい~!!!!!!!!』

竜『すげ!惜しかったけどよかった。』

百『まじビビった!!』

隣にまた座った毅に

美『ごめんねー・・足引っ張って・・』

申し訳なさそうに美紗子が言うと

毅『大丈夫大丈夫!あいつらが8以下なら勝ちだし!』

そう言ったので竜次と百合の投球を祈りながら見た。

竜次が投げ、ボールはピンの真ん中に当たった。

が、倒れたのは6本。

その後、百合が気合を入れて投げたが、倒れたのは2本。

なんと両方とも132本で同じだったためドロー。

竜『くそ、ドローとかありえねー。。』

百『わたしら、絶対勝ったと思ったのにね・・』

そう言っている2人を見て美紗子は負けなかったのにホッとした。

負ければ間違いなく自分のせいだったので毅に申し訳なかったからだ。
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