Natural
2人はありがとうと言ってお茶を受け取り、車に向かった。

駐車場は満車状態で車の種類を覚えていなかった美紗子と百合はチョコチョコと2人について歩いた。

それから車に乗って

竜『さ~て、どこ行こうか。』

時間は5時。

どこに行くにも中途半端な時間だった。

毅『家で飲む?』

毅が言うと

百合『賛成~!!!』

百合が元気よく言ったので乗り遅れないように

美『わたしも賛成~!!てかいいの?』

と言った。

毅は1人暮らしだから全然かまわないということでお酒や食材を買うために毅の家に向かいつつ、近くのスーパーによった。

美紗子はカートの中にカゴを入れて押しながら言った。

美『何か食べたいなら作るよ?』

美紗子は料理が得意なため、ここはいいところを見せるチャンスとばかりに言った。

竜『から揚げとか食べたいかも!』

毅『あ、いいね!あとサラダも欲しい。』

そう言ったので家にある調味料を聞いて、ないものを買い、鶏のもも肉を買った。

その横で

百『サラダくらいならわたしに作らせてね。』

とボソッと百合が言った。
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