Natural
”どうしよう・・ちょっと気まずい・・”

そう思ったが普通に接さないとおかしいことだから平然としているように見えるよう普通の態度っぽく装い玄関に近づいた。

美『ありがとう。』

そう言って散歩を始めた。

気まずいと思っていたが会話はりんごがお手を覚えたとかそういういつものたわいない会話をしていた。

たまに会社の話や友だちの話。

だが、昨日の飲み会の話はしなかった。

それが美紗子は大いに救われていた。

30分ほど歩いてもうすぐ家というときに毅がまた口を開いた。
< 95 / 202 >

この作品をシェア

pagetop