神が支配する世界



「なんだ…悠也か…」



後ろは悠也が立っていた。
少し、怒っているようだ。



「なんだじゃねぇよ!今、何時だと思ってんだ!?もう5時だぞ!?」



「えっ!?」



海斗は、窓の外を見た。



外は薄暗く、そしてはらはらと雪が降っていた。



「マジかよ…」



「マジだよ。てか早く帰ろうぜ…」



「ああ…」



二人は、教室を出た。



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