冬の星
冬の出会い
10月、冬・・。


「莉依菜~!朝よ!」

冬の、朝は私は大嫌いだ。

「ん~....わかってる」

あたしはそう返事だけして
布団の中にもぐった。

それでもお母さんの
足音は止まらない。

「はあ・・・」

あたしはため息をしてから
布団からでた。

バンッ

そしてドアが開いた。

そこには、エプロンをしたお母さん。

「あら、起きてたのね。今日からでしょ?学校。」

「うん」

お母さんは、そう言ってにこっと笑って
下に下りていった。



「はぁ・・。だる」 

あたしは朝から二度目のためいきをして
アイロンとコテにスイッチを入れて、
化粧品を並べて、

だんだんスイッチをいれるのだ。


スイッチの入ったあたしは
自分でも手際いいと思う。


鏡の前に見える
ボサボサのあたし。

一時間後には変身してる。

鏡の前に座ったあたしは、
まず、アイロン
金髪に、ガンメッシュの髪を
ストレートにする。

そしてコテで髪の毛を
巻いていく。


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