初恋Friends

森山家








「じゃあ、明日は11時ね。」
「ああ。」
「柚弓には??」
「…………明日は、別だけど??」
「えっ…」
「…………嫌だった?」
「いっ…嫌じゃないっ…」






「なあっ、梨彩っ!!!!!」
「なに。」
「俺何着てけばいいかなっ!!?」
「はぁ…これが学年一クールな男??」
「そんなこといいから!!!!!」
「…亜実ちゃんたちが全員分用意してくれてるはずだけど。」
「えっ、あっ、ああああああああああああ亜実っ!!!!!??」
「…………亜美ちゃんた、ち、ね。」
「あっ、あああああ…………あああ亜実たち、なっ…………亜美たち…………。」
「気になるなら電話すれば。」
「でっ!!!!!電話はっ…!!!!!」
「じゃぁ、メールすれば…………」
「そうするっ!!!!!」
「………………………………。はぁ…」






「剣ちゃん。」
「あ?んだよ、姫来。」
「そんな言い方していいのー??」
「はぁ?…………あ、なんで俺の携帯…」
「尋呂からメール~っ♪」
「かせっ!!!!!」
「“貸せ”?」
「っ…貸して下さいっ!!!!!」
「はぁ…はいどうそ。」
「うっしゃ!!!!!」








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