Birthday Present



『でも良かったじゃん!』

『え!?何で…』

友花が私の肩にポンッと手を置いた。

『だって美咲の好きな中沢君が隣に居るんだよ?それだけでも嬉しいんじゃない?』

『ま…まぁ…嬉しいか…な?』

『だよねー』

そんなことを話していたら部屋の襖が開いた。

―ガラッ

『練習始まるから着替えて外に集まって』

『はい!』


私達は着替えて外に出るともうほとんどの人が集まっていた。

『―じゃあまずランニング!』

『はい!』

走っている時に気づいたことがあった。

以外と私みんなについて行ってること。

―風が気持ちいいなぁ…。

―ランニング終了

みんなが地面に倒れる。

私も息をきらせながら座り込む。

『…ハァ…部長初日からようしゃないね……』

『…だね……』

『次!………』

そして合宿初日は部長なハードな練習が続いた。



< 24 / 71 >

この作品をシェア

pagetop