紫苑~君を忘れない~
「あの琥珀の隣にいるやつゎ新崎明ーあらさき あきらー。女嫌いなんだよあいつ。んで琥珀と双子だよ。」
女嫌いなんだぁ・・・
「まぁ誰にだって嫌いなものってあるよね」
するとアリスちゃんと琥珀と明君ゎ驚いた顔をした。
「桔梗ちゃん、気にならないの?」
「教えてって言って教えられないでしょ?誰にだって過去の一つや二つゎあるよ」
「桔梗にもあるの?」
アリスちゃん、意外と鋭いなぁ・・・
「あるよ・・・・」
私ゎこの時どんな顔をしただろう。
きっと酷く冷めた顔だったと思う。
「そっか、いつでも相談のるからね!」
本当に?どうせ言ったら離れていくでしょ?
そんな言葉とゎ裏腹に私ゎ笑顔で
「ありがとう!」
といった。