年下彼氏×年上彼女



「葉月先輩には幸せに
なってほしいですから。
きっと俺じゃ…
駄目なんですよね・・・」




俺はきっぱり言った。
だって俺の頭じゃ
これが精一杯だから…





「わかりました。」




「?」





「有磨君のせっかくのキモチを
無駄にしないように
きちんと遠山さんにお話します。」





「砂間先輩…」




すごく優しい
表情になった。



きっと砂間先輩は
いい人なんだ。



ただ葉月先輩を
本気で好きだっただけで。





ただ少し
表現を間違えていただけで。







< 192 / 335 >

この作品をシェア

pagetop