年下彼氏×年上彼女



そういって中島君の方を振り返ったけど
彼はまだきょろきょろしていた。




なんでいちいち
ドキッとするようなこと言うんだろう…





「ここが、彩川家。」




「へー。いいおうちだね。」




「そお・・・?」




でも中島君は
ニコニコとうちの観察を始めた。





「地震でも壊れなそう。」




「それは、わかんないよ・・・」






そういったら
なぜか二人で無言になってしまった。







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