年下彼氏×年上彼女
「なんですか?」
先輩は俺の事を
冷たい目で見てくる。
「あの‥
なんでそこまで
葉月先輩の事‥??」
どっかで気になってた。
なぜあそこまで嫌われてて
それでもなお
葉月先輩のこと想うのか‥
「その理由をあなたに
話す必要がありますか?」
「い、いえ別に‥」
「僕より遠山さんに
近付いてるからって‥!
僕以外の男が
遠山さんに絡んでいるのを
見るのですら嫌なのに‥
あの日以来僕は
あなたが嫌いですよ。」
「‥っ」
怖い‥!
そんなに葉月先輩が
好きなんだ‥
「でわ。」
砂間先輩が改札を抜けていく。
俺は先程の
バスの列に並び直す。