伝えられることをすべて…
-絢斗Side-

癒羅なんなんだよ。
めんどくせぇ…
俺は、癒羅に呼び出されたから仕方なく着いていった。


「絢斗!もしかして、美優の事…好きだったりする?」

え!……えぇーー!!
こ、こ、コイツ今なんて言った?!

「ぉぃ…嘘だろ?」
俺は怖くなった。
美優と親友の癒羅にバレたら大変な事になりそうで…
「フフッ!絢斗。これが嘘だと思う?」

ャ…ヤバイ…
どうしよう……でも、なんで分かったんだろう。
誰にもこの事教えてなかったのに。

そんなにバレやすい態度だったっけなぁ…

「ってコトでじゃっ。あ。1つ言っておくケド、美優モテるからね」

そ…そんな事俺だって分かってるよ…

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