あの日君に恋をした。

そのたびに、
いつもいってることがあるんだ!



「ぐだぐだと文句言ってるんだったら
 堂々と言えよ!
 どうせ、自分が弱いから、
 文句ばっかいってるんでしょ!
 こっちはあんたらみたいに、
 よわくないからね!」




まぁ、これは
ただの強がりなんだ。




本当は、あたしも、
アイツらと、同じくらい
弱いんだ。



だけど、弱いってことを、みとめたら、
自分はもっと弱くなるから
認めたくない…。



だから本当は、
あの場から逃げたかった。
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