I'm in a pirate ship.
私は船長が笑っていないのに


気がついた。そこで、思い切って


聞いてみることにした。


「船長は私の話信じてくれますか?」


バルト「あぁ。」


たった一言。それだけ言うと船長は


見張りがあるからと言って、


出て行った。


残された人達は皆唖然としていた。


私自身もまさかそんな返事が返って


くるとは思っていなかったので


驚いた。


カルヴィン「せ、船長が信じてる?


この馬鹿げた嘘話を??そんな・・・」


「だから本当なんですってば!!」


シルヴァン「本当に信じてるかは


分からないぞ。ただ、この小娘を


庇(かば)おうとしただけかもな」


私はシルヴァンを睨んだ。


シルヴァン「俺を睨むとはたいした


度胸だな。二度とその口から嘘を言えなく


なるように縛ってやる。」そう言って、


シルヴァンは懐(ふところ)から縄


を取り出した。







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