詩リレー集




いつも小さな檻の中
人間の思うがまま

もう飛び方も忘れた
窓の外に見えたカラスが何より羨ましい
あんなふうに自由に生きてみたい

どんなに綺麗な翼を持とうと
飛べないんじゃ意味が無い

どんなに醜くてもいい
ただ翼を広げ羽ばたきたい

たとえ翼折れて
捕まろうと
死んでしまおうと

それもまた本望



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