詩リレー集

山の端




青山の端で叫んでた
何処かのアナタを探してた

緑山の端で叫んでた
何処かのアナタを探してた

端っこで2つの声が
こだましては消えていく

遠いようで近いよう

馬鹿だなあ
振り向いたらそこにはアナタ

端と端は繋がっていたの
背中合わせで叫んでたの

近すぎて
見えてなかったの


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