詩リレー集




こうして見える景色も
目の前を通り過ぎる人たちも

きっといつかは消えてしまうだろう

泡のように 風船のように
きっと ほんの一瞬で

こんなこと思う僕さえも
時は消してしまうのだろう

でも だからこそ信じてみたい
この温かな幻を信じていたい

僕を抱きしめるこの温もりは
消えないって ここにあるって

信じていたい
願っていたい

この想いは 幻なんかじゃない


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