クラウンリバー
「手を出せ。」






「え?」






キョロキョロしてしまった。私ですか?!いや!無理。踊りはしたことありません。





「あの私踊りは…。きゃっ!」





ぐいっ!と強引に引き寄せる。





音楽に合わせて踊っていた。正確には踊らされていた。





リードが上手くて…。この人は…。





次の瞬間…。
かくん!終にヒールに足が耐えられず…。





嫌な方向へ曲がる前に抱き寄せられた。





「ありがとうございます。」





「行くぞ。」





「はい?」





体がフワリと浮き上がる。なんですか?!ちょっと…。





いわゆるお姫様抱っこで連れさらわれ…。





「ちょっと!ちょっと!何処に行くの?」





るい様助けて!





「ちょっと借りるぞ…。というか俺が先に…。ルイ後でな。」





「えぇ!?せっかくメガネちゃんが…。」





「ルイ…。」





「エリカ…。なんて…。なんて上手くいきすぎだね。司見た?!」





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