光の子


「なに、言って…」



「私を見る目でわかる。

私には、矢楚やお姉ちゃんみたいな、
ご立派な夢がないもんね。
だからって、私にまで、プレッシャーをかけないでよ。

矢楚みたいに正しく生きれない人間だっているの」




矢楚は、一気に言いまくられて、反論することもできなかった。



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