【長編】FOUR SEASONS

優華に謝ろう。


そして聞くんだ。優華の本当の気持ちを。

俺の気持ちだけ押付けていても何も始まらない。

俺は優華と二人で手を繋いで歩いていきたいんだ。

幼い日に手を繋いで公園を駆け回ったあの日のように…。


優華…おまえは許してくれるだろうか。

二度と俺の手を取ってはくれないかもしれない。

それでも…

お前を想い続ける事を許してくれるだろうか。


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