【長編】FOUR SEASONS
「孝宏先輩、ありがとう。大事にするね。先輩の想い…確かに受け取りました。」
「うん…。受け取ってくれてありがとう。もう一度ここで告白しようか。」
「クスッ、今日はチョコレート持ってないですよ。」
「いや…今度は俺からするよ。」
そう言うと先輩はあたしの両手を取りキュッと優しく握り、唇の位置まで持ってきて手の甲にキスをした。
突然の行為に思わず顔が赤くなる。
彼はそんなあたしにお構い無しに、凄く綺麗に微笑んで言葉を続けた。
「優華…俺とずっと一緒に生きていこう。
例えどんな事があっても二度と離れないと約束する。
おまえを一生護っていくよ。
時間を止めたあの日に戻して、もう一度俺と一緒にここから歩き始めよう。
おふくろ達の思い通りになるのは悔しいけれど…
俺は絶対に優華を他の誰かに譲るつもりは無いから。
だからさ、俺が大学を卒業したら…結婚しような。
まだ何年も先の話になるけどさ。
絶対に幸せにするから。
あ、いや、幸せになるのは俺のほうかもしれないけどな。」
「うん…。受け取ってくれてありがとう。もう一度ここで告白しようか。」
「クスッ、今日はチョコレート持ってないですよ。」
「いや…今度は俺からするよ。」
そう言うと先輩はあたしの両手を取りキュッと優しく握り、唇の位置まで持ってきて手の甲にキスをした。
突然の行為に思わず顔が赤くなる。
彼はそんなあたしにお構い無しに、凄く綺麗に微笑んで言葉を続けた。
「優華…俺とずっと一緒に生きていこう。
例えどんな事があっても二度と離れないと約束する。
おまえを一生護っていくよ。
時間を止めたあの日に戻して、もう一度俺と一緒にここから歩き始めよう。
おふくろ達の思い通りになるのは悔しいけれど…
俺は絶対に優華を他の誰かに譲るつもりは無いから。
だからさ、俺が大学を卒業したら…結婚しような。
まだ何年も先の話になるけどさ。
絶対に幸せにするから。
あ、いや、幸せになるのは俺のほうかもしれないけどな。」