【長編】FOUR SEASONS
Autumn 悲劇
あたしたちが付き合いだして1ヶ月。
11月の最後の土曜日。
あたしは初めて先輩の家にお邪魔した。
先輩の家の庭はコスモスが咲き乱れて凄く綺麗だった。
先輩のお母さんが勧めてくれたこともあって、ステキなお庭にテーブルを出してお母さんのお手製のハーブティーとキャロットケーキを頂いてから、ハーブやお花を色々見せてもらった。
キャアキャアとコスモスの中に入り込みハシャグあたしを、先輩は優しく見つめると突然背中から抱きしめて、頬にキスをした。
孝宏先輩はお母さんの前でも全然気にしない様子で、平気で抱きしめたりキスをしたりする。
しかも孝宏先輩のお母さんも、それを見て驚くどころか、むしろ嬉しそうに笑っている。
少し恥ずかしいけれど、キスも抱きしめられる事も当たり前のように受け入れられる程、あたしたちの心はすごく近くなったと思う。
手を差し伸べればいつだって先輩がいてくれる。
そんな二人の関係を一番喜んでいたのは母親達だった。
11月の最後の土曜日。
あたしは初めて先輩の家にお邪魔した。
先輩の家の庭はコスモスが咲き乱れて凄く綺麗だった。
先輩のお母さんが勧めてくれたこともあって、ステキなお庭にテーブルを出してお母さんのお手製のハーブティーとキャロットケーキを頂いてから、ハーブやお花を色々見せてもらった。
キャアキャアとコスモスの中に入り込みハシャグあたしを、先輩は優しく見つめると突然背中から抱きしめて、頬にキスをした。
孝宏先輩はお母さんの前でも全然気にしない様子で、平気で抱きしめたりキスをしたりする。
しかも孝宏先輩のお母さんも、それを見て驚くどころか、むしろ嬉しそうに笑っている。
少し恥ずかしいけれど、キスも抱きしめられる事も当たり前のように受け入れられる程、あたしたちの心はすごく近くなったと思う。
手を差し伸べればいつだって先輩がいてくれる。
そんな二人の関係を一番喜んでいたのは母親達だった。