駆け引き×スクープ3~Red Devil 赤い悪魔~
「…うゥ…夏梨名ちゃ、ヒドい……」
「か、神田!?」
足音の人物は見知った顔
あ、いや、
目が腫れて原型があまりないがこの声は神田だ。
「ウソ!ごめん神田!後つけられたからてっきりストーカーかと!!」
しっかりぃぃ!!
…ん?
あれ、
でも何で神田がコソコソする必要が?
私と神田は知り合いなんだし……
…………………。
「か~んだ?
どういう事か説明なさい?」
なんでアンタが私の後つけんのよ
「…いや、それは言えな……スンマセン!!言います。」
カシャカシャカシャ……
スプレーをよ~く振ると神田が青ざめる。
道端で土下座させながら洗いざらい吐かせた。