駆け引き×スクープ3~Red Devil 赤い悪魔~





ヴーヴヴーー




「ん?月詠、携帯鳴ってるー」









「電話じゃん」




一向に出ない私を不審に思う。




だってさー‥




「知らない番号」




私もしぃも知らない。




温泉事件から帰ってきて一週間くらい経ったころかな?




「なんで出ないのよ?」


「キモイの。出てみ」



「何それ?」




通話ボタンを押して耳に当てたしぃ




みるみる内に青ざめていく




「キモっ!!何これ!!」




でしょ!?




この電話




「『別れろ』って言っていきなり切られた!!」


「何か誰かと勘違いしてるみたいでさー違うって言おうにもすぐ切れるからさ~」




なんだろうね、この間違い電話




合成音声ぽいし、
『別れろ』って誰と勘違いしてんのだろうね、




こんなのに構ってるヒマなんかねぇんだよ……




携帯を持って、
警視庁に行く準備をする。




「よし、行きますか」




打倒!!
栗塚 壱十!!











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